【自分史】を語った詐欺まがいの話2

【自分史】を語った詐欺まがいのお話2

 

さて、先日は

【自分史を使った詐欺まがい行為】を行う人達は

どのような場所に現れるのか?

 

そこまでご紹介しました。

今回は、その続きです。

 

【自分史を使った詐欺まがい行為】は

どのように行われるのか?

 

コチラの話に入っていきたいと思います!

それでは、続きのスタートです。

 

■【自分史を使った詐欺まがい行為】はどのように行われるのか?

Google検索順位決定要因

先にご説明したパターンで紹介します。

 

①自宅に訪問してくるパターン

 

 自宅に戦争関係者(役所・遺族会など)として訪問し、

 ご年配の方が答えやすいような題材の取材を行ない、

 一通りの取材が終了すると、取材費用を請求し始めます。

 

 後日、簡易の自分史が送付されてきて、

 代引きでの請求が発生すると言う流れです。 

 

 

②市民会館やカルチャーセンター、

 コミュニティセンター等に現れるパターン。

 

 何事も無かったようにスーツ姿の営業マンが現たり、

 サークルや教室であれば、新メンバーのように

 普段着でサークルに参加するケースもあるようです。

 

 営業マン風なら

 「皆さんのご活動は素晴らしい!是非、一冊の本に纏めましょう!」

 「※※会○周年おめでとうございます!この活動を記録しましょう!」

 「○○さん、すごいですね!○○さんなら作品を集めて

 自分史作れますよ!ご家族やお孫さんも喜びますよ!」

 

 と、自分の活動や作品を褒めてくれる訳です。

 その上で、自分史を作る前提で話しを薦めてくるので

 非常に断りにくい空気が出来あがるようです。

 

 

③その他、ご高齢の方が集まり安い場所へ現れるパターン。

 

 ご年配の方が何かの健康機器を無料で試せるような場所や、

 同世代の方々で集まりやすい、昔懐かしい純喫茶的な場所。

 

 そういったところでも現れて、

 何かのきっかけを待っています。

 ちょっと皆が盛り上がったところで

 「褒め殺し」から会話に参加してくるそうです。

 

 そこからは②にご紹介した流れと一緒のようです。

 

 

 

 

 

こうして書いてみると、

うーん、やっぱり怖いですね。

 

 

当然ながら、殆どの皆さんは

まさか自分が高額サービスを

売りつけられるとは

夢にも思っていないでしょうし。

 

彼らも始めはそんな空気を

醸し出したりしてきません。

 

 

 

彼らの提案も、内容によっては、

問題が無いものもあるかもしれません。

 

 

但し、問題は価格です。

では、価格の問題点とは?

 

 

 

■【自分史を使った詐欺まがい行為】は価値観次第?

Google検索順位決定要因

そもそも、【自分史を使った詐欺まがい行為】に関して

何が問題なのでしょう?

 

前回の記事でも、申し上げましたが

「契約者が納得して、その正当な対価として、

高額になる内容」であれば何の問題もないと思います。

 

 

実際、会社社長など裕福な方で

何百ページもする自分史を作成し、

(というよりも、自叙伝に近い)

何百部も発行する・・・

その結果、どうしても高額になることは

あろうかと思います。

 

 

ただ!

 

 

数十ページの

簡易な自分史で

編集や加工も発行部数も

少ないもので50万円以上するようなことは

市場価格では基本的にはありません。

 

ましてや、

一般書店で販売しようなどの提案は

超特殊なケースで無い限り

通常、自分史制作会社から提案はないと思われます。

 

 

 

・正確な判断力がしにくいご年配の方

・高齢になり、営業活動を拒否する事が苦手な方

 

に狙いを定め、

市場の何倍もの金額で【自分史】を作成し、

高額請求を行うと言うことが正当な対価なのか?

【詐欺】にあたるのかどうか?

と言うことですよね。

 

 

これ以上は、専門知識の領域になるかと思いますで

ここまでにしておきますが。

 

 

難しいのは市場価格を知らずに

個人が納得して

その高額商品を購入してしまっている時は

詐欺になるのかどうか?という点。

 

 

本当に難しく、悩ましく感じます。

 

 

■悪徳業者に騙されない為には

Google検索順位決定要因

 

最終的に・・・。

 

このような提案をしてくる自分史制作会社の

営業マンがいたら、

どうすればいいのでしょうか?

 

1.すぐ家族に相談する。

2.独り身の場合は、消費者生活センターに電話する。

3.自治体の相談窓口で相談してみる。

4.他の自分史制作会社へ見積もりを取る!

 

などが

現時点での対処方法かと思われます。

 

 

 

 

以上が、

 

【自分史を使った詐欺まがい行為】の現状でした。

 

同じ【自分史】を取り扱う者として残念ですが

一般の消費者に

【自分史制作会社=うさんくさい・怪しい】など

嫌なイメージを持たれたくないので

記事を書いてみました。

 

 

皮肉にも、【自分史を使った詐欺まがい行為】が

成立する「要因」として、

・高齢者の話相手になってあげる

というのもあるようです。

 

もっと、高齢者の話を聞いてあげられる環境作りが

できれば【自分史を使った詐欺まがい行為】から

助けてあげられるのかとも思いますが・・・。

 

この記事をご覧いただいている皆さんも、

家族や知人が【自分史を使った詐欺まがい行為】に

あわない為にも

高齢者の皆さんに声をかけてあげてください!

 

STOP!【自分史を使った詐欺まがい行為】です。

 

 

これからも、新しい情報が入り次第、

皆さんに展開していきたいと思います。

 

 

自分史の作成費用や作成企業が分かる会社や

本・アプリ、自分史やエンディングノートの書き方・

情報を紹介するサイト。

【自分史はじめよう!】管理人でした。